【保ビ研エッセイ】

保障の大切さが書かれた風間佳さんのエッセイです。ワンクリックでダウンロードできます。保障の勉強や保障設計にお役立て下さい。

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<概要>「少子高齢化の時代は自助努力の時代です」ということが書かれています。
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「健康保険について」     エッセイスト風間佳 

私たちがケガや病気で病院にかかった時、日本では、健康保険に入っていれば、
かかった医療費の何割かを払うだけですむようなシステムになっている。

かかった医療費の3割を自分が払い、あとの7割は国が払う。
また、1ヶ月の医療費が高額になり一定額を超えた場合は、
あとから国が払い戻してくれる。
ありがたい話に聞こえるが、当然私たちはそのために日頃から掛金を納めている。
「参加者全員から毎月掛金を集め、必要になった人に使う」という意味では、
他の保険とシステムは同様である。

この「健康保険制度」が改正のたびに条件が悪くなっている。
少し前までは、会社員は1割の自己負担で良かった。それが2割になり、3割になった。
また、高額医療費の自己負担分も、以前より増えてしまった。

条件が悪くなるたびに不安になり、文句を言いたくもなるが、
でもこれは、考えれば仕方のないことなのだ。
一番の原因は、今、日本の国が抱えている最も深刻な問題「少子高齢化」だ。
子どもの数が年々減っていて、高齢者の数が年々増加しているという現象だ。
この現象がさまざまな所に影響を及ぼしている。

「健康保険制度」で言えば、
どんな人が病院にかかる率が高くて医療費がかかるのかと言えば、それは高齢者だ。
病院の待合室に行ってみれば一目瞭然。内科も、外科も、眼科も、高齢者ばかり…。
年をとるほどに身体のあちこちに不具合が出てくるのは当然なこと、転んでケガもする。
今後、高齢者が増えるということは、今後、医療費の総合計が高くなるということだ。
そして、その資金源となる掛金を払う側はと言うと、逆に「少子化」で減っているのだ。
今でさえ、「健康保険制度」はここ数年大赤字だそうだ。

高齢化は悪いことではない、長生きするのは良いことだ。喜ばしいことだ。止めることではない。
では、少子化傾向を止められるかというと、これも多くの要因が絡んでいてすぐには止まりそうもない。
だから、今後「健康保険制度」が赤字を出さずに健全に運営していくためには、
掛金を増やすか、支給額を減らすしかない。

この現状を我々はどう受け止めれば良いのか。
まずは、個々人が健康に留意し事故に気をつけ病院の世話にならないようにすることだ。
一人ひとりが少し気をつけただけでも、医療費の総合計はかなり減るのではないだろうか。
だが、病気や事故はどんなに気をつけていても予防しきれるものではない。
その時のために個人で保険に入っておくことも、これからますます大切になる気がする。


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2008.09.03 | 医療保障について | トラックバック(0) | コメント(-) |
<概要>「家族の生活費とは別に、治療費を準備することが大切です」ということが書かれています。
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「治療費と家族の生活費」 エッセイスト風間佳 

私の友人の仲の良い友達のご主人がガンで亡くなった。
友人はその時の様子を聞いて、かなりのショックを受けたようだ。

ご主人は告知を受け、そして延命治療を拒んだそうだ。
ご主人は、自分が妻や子を残して死ななければならないことに対して、
ものすごく悔しい、口惜しい、情けない、そして、家族にすまない…と思い、
ウソであって欲しい、夢であって欲しい、けれど、現実であり、
その現実からはどうやっても逃れられない…。
悩み、苦しみ、出した結論が「延命治療はしない」だったそうだ。

ガンの治療費は高額である。
治療費として払うお金は、残される家族にとっても大切なものである。
ご主人はこう言ったのだそうだ。
妻と子供たちの食費になるお金。家賃になるお金。服を買うお金。
子供の進学の費用になるお金。家族が病気やケガをした時の治療費となるお金。
その大切なお金を、今、自分の命を少し延ばすために使うことなどできない。
生きて家族を守ってやれない上に、家族の支えとなるお金まで奪うことはできない。

胸が締めつけられる話だ。
1日でも長く、家族の顔を声をその目にその耳に焼き付けておきたいだろうに、
もしかしたら治るかもしれないという奇跡を信じたいだろうに、
その治療を断ると言い切れる夫が何人いるだろうか。
また、夫にそう言われたとしても、
目の前の夫の命を少しでも延ばせるかもしれない治療を断り切れる妻が何人いるだろうか。
極限の場で冷静に判断できる人間がどれほどいるだろうか。
私にできるだろうか。我が家族にできるだろうか。
治療費と家族の生活費、まさしく苦汁の選択だ。
実際ガンの治療費は高額で、死亡時には多くの家庭で預金ゼロか借金があるのが現状だと言う。

近ごろ、ガン・心筋梗塞・脳卒中になった時に何百万かの給付金がもらえる保険の話をよく耳にするが、家族の生活費とは別に治療費が出るのは有り難いかもしれない。


◎このエッセイを読んだ一般の人の感想
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2008.07.03 | 医療保障について | トラックバック(0) | コメント(-) |
<概要>「病気になった時にどんなに『準備したい』と思っても、生命保険は入ることも、増額することもできない、元気な時に考えておかなければならないものだ」ということが書かれています。
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「病気になってからでは準備できないもの」 エッセイスト風間佳

ご主人をガンで亡くした人と話をした。
ご主人は告知を強く望まれ、
告知されたその日から、その後のことを夫婦でいろいろと話し合ったそうだ。

事故死と病死、
かけがえのない人を失うことは同じだが、大きく違う点があるようだ。
事故死は、その日が突然、何の準備をする間もなく訪れるが、
病死は、本人も家族も残された時間を噛みしめながら闘っていく、
そこのところが大きく違うようだ。

残された日がわずかだと分かって、夫婦で話すことは尽きなかったそうだ。
治療のこと、
子供のこと、親のこと、
ご主人がいなくなった後の生活のこと、
そして葬儀のことまで・・・、
夫婦それぞれの思いと、相手への思いやりが交差しながらの話し合い。
ご主人のこと、家族のこと、自分の人生のことを、一番考えた時間だったと言う。

その時に、準備をしたくて仕方がないのに準備できないものが1つあったと言う。
「生命保険」だそうだ。
生命保険は病気になってからでは入れない。増額もできない。
どんなに必要性を感じても、病気になってからでは準備できないのだ。
そのことを痛感したと言う。

事故死と病死、
もう一つ大きく違うものがあるそうだ。それは治療にかかるお金だそうだ。
ガンの薬はいずれも高額で、長引く入院費、痛みが増せば個室に移り、
介護のための費用、付き添うために仕事も辞め、子供を預けるにもお金がかかる...。
家族はできる限りの治療を受けさせたいと思い、本人もわずかな望みにも賭けたい。
けれど最新の治療にはお金がかかり、貯金を使えば使うほどその後の生活費が減る。
かけがえのない人を失うことの不安と、経済的な不安、
病死の場合は、この両方と闘っていくことになるのだそうだ。

ご主人は延命治療は望まなかったという。「大切な金なんだから」と言ったという。
病気になってからでは準備できない生命保険。
生命保険は、元気な時に考えておかなければならないものだと、つくづく思った。


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2008.06.17 | 医療保障について | トラックバック(0) | コメント(-) |
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