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【保ビ研エッセイ】

保障の大切さが書かれた風間佳さんのエッセイです。ワンクリックでダウンロードできます。保障の勉強や保障設計にお役立て下さい。

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<概要>「生命保険の保険料は、きわめてまともなものです」ということが書かれています。
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「生命保険の掛金の出し方」 エッセイスト風間佳 

生命保険の掛金の出し方について話を聞いた。
聞いてみればしごく当然、当たり前のことだったのだが、
自分がそれまで感じていたのと、感覚的にかなり食い違っていたので、
同じように感じている人も多いのでは思い、少し書いてみることにする。

 《生命保険の掛金の算出の仕方》

1年間の掛捨て保険の場合を例にとると、
例えば、ここに1,000人の加入者がいたとする。
そして、ちょうど1年後にその中の1人が死亡したとする。
その人(正確にはその遺族)が1,000万円の保険金をもらうためには、
さて、加入者1人当たりの掛金はいくらにすれば良いのだろうか。
1,000人からいくらかずつ集めて、1,000万円を1人がもらうのだから、
「1,000人×○万円=1,000万円×1人」で、答えは「1万円」になる。

1,000人の人から1万円ずつ集めれば、死亡した1人は1,000万円貰える。
言い換えれば、死亡した1人が自分の掛金と残り999人の掛金を全部貰うということだ。
だから、残りの無事に1年を過ごせた999人には何も戻らない。
これが生命保険の基本的なしくみであり、「相互扶助」のしくみなのだそうだ。

・・・言われてみればとても簡単で、誰もが納得できる計算式だと思うのだが、
言われるまで、そういう認識はなかった。

今まで、自分が何事もなく過ごして、掛金だけを払っていると、
自分の掛金がどこかに消えてしまったようで、何か損をした気分になっていた。
逆に1,000万円貰った側の認識はどうだろう、もらった事はないから分からないが、
きっと1,000万円はあくまで保険会社からもらったという感覚で、
他の人の掛金をもらったという感覚にはならないような気がする。
あんな大きなビルをいくつも持っている会社なんだから、
1,000万円ぐらい出てくるだろう・・・という漠然とした認識なのではないかと思う。
だが、どんなに大きなビルを持ってようが金を作っているわけじゃないのだから、
支払う保険金分はどこからか集めてこなければならない。それが掛金なのだ。
「死亡保険金は、無事だった人の掛金でまかなわれている」
言われてみれば当たり前のことなのに、改めて「そうかぁ」と感心してしまった。

実際の掛金の算出は、こういった死亡率の計算式に、あと2つの計算式が必要だそうだ。
先ほどの例では、集めた1,000万円を1年間は運用したのだから、その運用分の計算式。
それから、この保険制度を運営するために人や機械を使ったので、その経費分の計算式。
この3つの計算式から、生命保険の掛金を出すのだそうだ。
また、掛金は最初に貰うので、これらの計算式はいずれも予測をもとに算出され、
それぞれ「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」を使うのだそうだ。
そして、予測と違って余剰金が出た場合は「配当金」の形で返却するのだそうだ。

わけの分からない掛金だったが、少しだけわけが分かった気がした。


◎このエッセイを読んだ一般の人の感想
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2008.05.29 | 遺族保障について | トラックバック(0) | コメント(-) |

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